歴史の漢字

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人物

漢字 読み ヒント
小野妹子 おののいもこ 有名な遣隋使。性別は知っての通りです
額田王 ぬかたのおおきみ 万葉集に多くの歌を残す女流歌人
役小角 えんのおづぬ 山伏の祖。呪術の使い手
稗田阿礼 ひえだのあれ 古事記の編纂者の一人。驚異の記憶力
太安万侶 おおのやすまろ 古事記の編纂者の一人。日本書紀にも携わります
舎人親王 とねりしんのう 日本書紀の編纂の最高責任者
橘諸兄 たちばなのもろえ みんな大好き「墾田永年私財法」に関わった可能性あり
吉備真備 きびのまきび 橘諸兄に大抜擢された遣唐使
小野篁 おのたかむら 平安時代の公卿。おじゃる丸のモデルという説もあり
伴健岑 とものこわみね 承和の変の首謀者として島流しにされます
以仁王 もちひとおう 諸国の源氏に打倒平氏の令旨を出した人
比企能員 ひきよしかず 鎌倉幕府の「十三人の合議制」の一人
親鸞 しんらん 浄土真宗の祖。読めるけど書けません
季瓊真蘂 きけいしんずい 臨済宗の僧侶。読めないし書けません
夢窓疎石 むそうそせき 臨済宗の僧侶。一流の庭師でもあります
高師直 こうのもろなお 足利尊氏の側近でもあるバサラ大名
塚原卜伝 つかはらぼくでん 剣術「鹿島新當流」の創始者。お鍋の蓋で攻撃を防ぎます
最上義光 もがみよしあき 戦国大名。間違えやすさである意味有名です
佐々成政 さっさなりまさ 戦国武将。信長の親衛隊「黒母衣衆」の筆頭
神代勝利 くましろかつとし 戦国武将。なんて神々しい字面
長続連 ちょうつぐつら 戦国武将。いろいろ長続きしそうです
戸次鑑連 べっきあきつら 戦国武将。雷を斬ったことで有名な立花道雪の別名
奴留湯融泉 ぬるゆゆうせん 戦国武将。まず人名に見えません
陶晴賢 すえはるかた 戦国武将。「五等分の花嫁」で少し知名度上がったかも
頴娃久虎 えいひさとら 戦国武将。島津氏の元で活躍します
千々石直員 ちぢわなおかず 戦国武将。少年使節団で有名なミゲルさんのお父さん
北信愛 きたのぶちか 戦国武将。十数人で千人規模の一揆を防いだことも
支倉常長 はせくらつねなが 戦国武将。日本で初めてチョコを食べたとされる幸せ者
七里頼周 しちりよりちか 戦国武将。加賀一向一揆を指揮した加州大将
下間頼廉 しもつまらいれん 戦国時代の僧侶。「大坂之左右之大将」の片方
曲直瀬道三 まなせどうさん 戦国時代の名医。脈拍で津波を回避した逸話を持ちます
藤原惺窩 ふじわらせいか 戦国時代の儒学者。林羅山の師にあたります
織田信雄 おだのぶかつ 織田信長の次男。普通に「のぶお」と読むことも
立花誾千代 たちばなぎんちよ 立花道雪の娘。7歳で家督を継いで女城主となります
ごう 浅井三姉妹の末妹。徳川家光の母でもあります
満天姫 まてひめ 徳川家康の養女。福島正則の養子の福島正之の正室
愛姫 めごひめ 伊達政宗の正室。方言の「めんこい」から取られています
五郎八姫 いろはひめ 伊達政宗の長女。男児を熱望した親によってこのような名に
菱川師宣 ひしかわもろのぶ 浮世絵を確立した人。「見返り美人図」が代表作
荷田春満 かだのあずままろ 国学者。「国学の四大人」の一人
塙保己一 はなわほきいち 全盲の国学者。ヘレン・ケラーも尊敬した人物
箕作阮甫 みつくりげんぽ 蘭学者で津山藩医。東大の創立にも携わっています
川路聖謨 かわじとしあきら 様々な奉行を歴任した人。驚異のショートスリーパー
井伊直弼 いいなおすけ 安政の大獄や桜田門外の変で有名です
西周 にしあまね 啓蒙思想家。「哲学」という言葉を作った人
南方熊楠 みなかたくまぐす 博物学者。「てんぎゃん」の主役。驚異の記憶力
森有礼 もりありのり 日本最初の文部大臣。国語を英語にしようとした人
饗庭篁村 あえばこうそん 日本で初めてエドガー・アラン・ポーの作品を翻訳した人
陸羯南 くがかつなん 正岡子規を支え続けたジャーナリスト

その他

漢字 読み ヒント
盟神探湯 くかたち 人間の心理を突いた嘘発見儀式
防人 さきもり 飛鳥・奈良時代の超絶ブラックな単身赴任
本地垂迹 ほんじすいじゃく 八百万の神々は仏や菩薩の仮の姿という考え
芸亭 うんてい 日本最初の公開図書館と言われます
勘解由使 かげゆし 平安時代の審査職
検非違使 けびいし 平安時代の警察的
政所 まんどころ 様々な時代に存在する機関。貴族の妻を指すことも
元寇 げんこう 鎌倉時代に起こったモンゴルの2度の襲来のこと
濃絵 だみえ 襖などによく描かれているあの絵
讒謗律 ざんぼうりつ 明治時代の言論統制令
屯田兵 とんでんへい 明治時代に北海道の開拓や警備を行った方々